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zoom RSS 第1回アスレティックトレーナーズミーティング

<<   作成日時 : 2009/11/16 10:24   >>

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11月13日金曜日、神戸商工会議所および神戸国際展示場で第1回アスレティックトレーナーズミーティングが行なわれた。

以前から今後の日本におけるアスレティックトレーナーの組織化、あるいは社会的地位の確立に向けて、日本体育協会公認アスレティックトレーナーの枠にとらわれずに臨床的な、あるいはアカデミック(学際的)な情報交換・情報発信をしていく方向性が必要であるという議論がなされていた。

今回はその幕開けともいえる初めての集会になった。

スポーツドクターの方々は、毎年行なわれている日本臨床スポーツ医学会の前日に学会会場で「チームドクターズミーティング」という集会を近年開催している。

そこで今回、「アスレティックトレーナーズミーティング」を同じ学会会場で行なう運びとなった(日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格継続研修としての位置づけにもなっている)。

さらにはドクター側からの提案により、プログラムの企画のひとつとして、途中で「チームドクターズミーティング」と「アスレティックトレーナーズミーティング」を合流させて、ドクターとアスレティックトレーナーが同じ会場に集結して合同シンポジウムを行なうことになった。
これもこれまでにない初の試みである。

当日は約140名ほどのアスレティックトレーナーが参加し、熱心な議論が繰り広げられ、日本のアスレティックトレーナーの学際的な活動の幕開けとしてふさわしい有意義な会となった。

<主なプログラムの内容>
開会にあたって
 鹿倉二郎(順天堂大学)

報告「JASA-ATの歩みと現状」  *JASA-AT:日本体育協会公認アスレティックトレーナー
 村木良博(ケアステーション)

特別講演「スポーツ外傷予防におけるJASA-ATの役割と期待」
 福林 徹(早稲田大学)

講演「JASA-ATへの期待と制度の将来展望」
河野一郎(筑波大学) 

シンポジウム「アスレティックトレーナーに必要なものとは?」
 座長:山本利春(国際武道大学)、石山修盟(office I)
 シンポジスト:小粥智浩(流通経済大学)、杉山ちなみ(リボンプロジェクト)、野崎信行(浦和レッドダイヤモンズ)

ドクター&アスレティックトレーナー共催シンポジウム
   「スポーツ現場における「これからの」ドクター、アスレティックトレーナーの活動」
 座長:黒田良祐(神戸大学大学院)、小林寛和(日本福祉大学) 
 シンポジスト:奥脇 透(国立スポーツ科学センター)、片寄正樹(札幌医科大学)、中田 研(大阪大学大学院)、小柳好生(武庫川女子大学)

情報交換会

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[村木氏(ケアステーション)の講演]
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[山本が座長として進行したシンポジウム]
今回私は、アスレティツクトレーナーズミーティングのプログラムの一つであるシンポジウムの企画立案と座長としての進行を依頼され、夏前から内容や進行の方法などを練ってきた。

今回企画したテーマは「アスレティックトレーナーに必要なものとは」である。

その趣旨を以下のように考えた。

『近年、各種医療資格を有する人たちが、JASA−ATを取得し、主に医療現場で働きながらもアスレティックトレーナー(AT)を名乗ることも多くなってきた。JASA−ATを取得しても、ATの仕事についていない適応コースの修了者も少なくない現状もある。そのようなATの活動を主とする仕事を行なっていないAT資格者が増えている現状の中で、本来ATとはどのような人で、何ができる人なのかという理想像が見えにくくなってきている。
 よって本シンポジウムでは、ATの持ち味は何か?ATに必要な能力とは何か?ATは何ができる人なのか?などの観点からディスカッションし、これらを明確にしておくことで、「ATの職域拡大に必要な事は何か?」「今後のAT教育の内容に反映すべき点」もクローズアップしてくるのではないか?』

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シンポジウムでは参加者から多くの意見や質問が出され、シンポジストとの積極的なやり取りが展開された。

関わっている種目、役職、立場など環境が違えば、ATに求められるものや目指すべき役割も異なってくるが、ATとはどうあるべきか?ATとしてどう自己啓発していくかを考える機会になったのではないだろうか?

また、どうすればATが社会的認知を高められるかを真剣に考えるときがきていることを感じた。

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[ドクター&アスレティックトレーナー共催プログラムとして行われたシンポジウム]

今回の共催プログラムは、日本福祉大学の小林寛和先生のご尽力により、ドクターの方々との貴重で有意義な意見交換が実現できた。
事前のアンケートで「ドクターからトレーナーへ」「トレーナーからドクターへ」の問題点、要望などの意見収集を行い、それに基づいてディスカッションした、あのやりとりはとても有意義だったと思う。

ドクターからトレーナーの意見には、耳が痛い核心をつく言葉もあったし、トレーナーからドクターへの指摘意見も、そんなこと伝えていいのかなぁと思うほどヒヤリとする言葉もあった。

お互いがどのように思っているのか思われているのかを知ることができ、今後の両者の連携には重要な時間だったと思う。

来年は会場が筑波大学だが、是非再度この企画を行なおうという声が多数あがった。

会場を移した立食形式の情報交換会でも、ドクターとトレーナーがお酒を交わしながら名刺交換したり有意義な情報交換の場となった。

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[教え子たちと/左から小粥(流通経済大学)、祢津(国際スポーツ医科学研究所)、山本、関(佐久平整形外科病院)、笠原(国際武道大学)、明石(ヤマハ発動機ラグビー部)]

全国からこの会にトレーナーとして活躍している教え子達も参加しており、同じトレーナーの立場で情報交換することがとても嬉しい。

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[AT運営スタッフ打ち上げ]

これまで何度も運営スタッフが議論しあいながら一体となってこの会を実現したこと、そしてドクターとの距離がまた近づいたこと、新しい日本のATの有意義な何かが動き始め、今後きっと良い流れで進みだすような予感を誰もが感じ取り、それをみんなで実現させた達成感があったんだと思う。
この日の2次会はとても盛り上がった。語ったし、笑った。みんな楽しそうだった。ATの結束が強まった一日だった。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
自分はATという資格の名前ばかりが先行して、実際それは何と聞かれても解っていませんでした。でも講習会に参加し、色々な話を聞くと少し垣間見た様な感じになってきました。ぜひ来年は参加したいです!
ちゃお
2009/11/17 10:00

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第1回アスレティックトレーナーズミーティング 疲れたときは、からだを動かす!/BIGLOBEウェブリブログ
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